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自民党の質問・意見書等

2、教育問題について

(1)学校における指導の充実について
吉川議員

道教委では基礎学力の向上を目的に、小学1、2年・中学1年で35人以下の少人数学級を導入している。学習指導の充実を図るためには導入拡大が重要でありが、小学校の新学習指導要領の改訂を踏まえ、どのように指導の充実を図っていく考えなのか。

佐藤教育長

国に対して教員定数の改善を強く要望するとともに、授業につまずきやすい時期である小学3年、4年への拡大を検討していく。


(2)高校教育の充実について
吉川議員

本道では、相当数の生徒が地元を離れて都市部の高校に進学している。道教委では通信技術を活用した遠隔授業を進めており、より質の高い教育の提供に向けた検討を開始するとしているが、どう取り組みを加速していくのか。

佐藤教育長

教員数の少ない小規模校はもとより、大学進学に対応した教科・科目を配信するなど、年度内を目途に配信機能を集中化した拠点の設置や教育内容について方向性を固める。


(3)教員の確保について
吉川議員

平成31年度の教員採用選考検査出願者は3351人で、5年間で約千人減少し、倍率は5・3倍から2・1倍へ低下するなど、教員を目指す人材の不足が深刻化している。質の高い教員の確保に向けて、どう取り組んでいく考えなのか。

佐藤教育長

学校における働き方改革の取り組みを着実に推進するともに、受検者の利便性を考慮し、東京会場での選考検査を実施した。高校生に教職の魅力を伝えるインターンシップの開発、高校生向けセミナーの実施などの取り組みを強化していく。