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自民党の質問・意見書等

4.公安問題について

(1)児童の安全確保等について
佐々木議員

今年度、車両接触事故のはずみで車が歩道に乗り上げる交通事故が発生したり、スクールバスを待っていた小学生に刃物で襲いかかる通り魔事件が発生し、多くの子供が犠牲となった。こうしたことが二度と起きないようできる限りの対策に取り組む必要があり、交差点での車止めや縁石、防犯カメラの設置、高齢ドライバーの運転ミスを防ぐ装置の導入など、ハード面の対応も求められる。児童や園児の安全確保に向けて、どう対応していくのか。

鈴木知事

先日、私からメッセージを発出し、地域での見守りを行っていただくよう道民に広く呼びかけた。通学路等の点検、道路環境の整備などと併せて、安全運転サポート車の普及促進など高齢ドライバー向けの対策を推進していく。

山岸道警本部長

制服警察官のパトロール、不審者に対する職務質問、交通違反の取り締まり、街頭防犯カメラの設置に向けた働きかけのほか、子供が集まる場所への警戒強化、保育所の散歩経路の安全確認への支援・協力を実施している。高齢運転者の事故を防止するため、運転シミュレーターを活用した交通安全教育、事故を繰り返した高齢者への個別指導を実施する。



指摘
佐々木議員

新知事の政治姿勢について伺ってきたが、人口減少や地域医療、観光財源の確保などに関しては前知事の方針を踏襲する答弁が目立ち、物足りなさを感じざるを得なかった。公約で掲げた政策の8割を今回の補正予算案に盛り込んだことは一定の評価をするが、従来の政策の延長上にあるものが目立つ。知事の心意気を道庁の隅々にまで行き渡らせ、政策展開や予算にしっかり反映させてほしいという期待を込めて指摘する。