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自民党の質問・意見書等

2.教育問題について

(1)幼児教育の推進について
1.推進体制の整備について
花崎議員

幼児教育振興基本方針に掲げられた施策を確実に進めていくためには、保育者等への研修や助言、情報提供等の体制整備が何より重要である。本道における幼児教育の推進の拠点として、どのようなものを整備していく考えか、見解を伺う。

佐藤教育長

有識者会議などの場で、必要な体制のあり方について検討を進めている。基本方針に基づき、幼児教育施設や保育者に対する研修や助言、小学校との円滑な接続などの施策を推進するため、幼児教育センターなど拠点となる体制の整備を、来年度に向けて早急に取り組んでいく。


2.地域の推進体制について
花崎議員

必要な施策を総合的に実施する拠点の整備、体制整備が求められる。振興局と教育局との連携や、市町村内における関連部局間の連携、それらのネットワーク化などが重要と考えるが、幼児教育の地域の体制の構築にどう取り組んでいくのか伺う。

粟井少子高齢化対策監

これまで道教委と連携しながら地域に出向き、市町村や幼児教育施設の職員を対象に、幼児教育に必要な質の確保や、関係機関の連携のあり方について意見交換を行ってきた。振興局と教育局相互の連携を一層強化するなどして、地域課題の共有を行い、実情に応じた効果的な取り組みを促進する体制について検討していく。



指摘と再質問

1. 北海道胆振東部地震災害への対応について、被害の大きかった地域や、中小の事業者にもふっこう割事業のメリットが行き渡るよう、事業実施団体である北海道観光振興機構に対する指導を徹底すべきである。

2. 外国人材の受け入れについて、考え方も習慣も違う海外から来た方々と道民とが同じ地域に暮らす者として力を合わせ、安全・安心な地域コミュニティーや良好な生活環境をつくり上げていくことが重要。多文化共生社会の形成という課題の矢面に立つこととなる市町村をしっかり支えることが、何よりも重要であることを指摘する。

3. 統合型リゾート施設について、懸念事項であるギャンブル等依存症に対する道の対応の方向性が固まり、判断をためらわせる材料はほぼ整理された。知事としての方針を時機を逸することなく判断すべきである。

4. 児童相談体制の充実について、苫小牧分室を設置するという知事の英断に敬意を表する。これによって室蘭児相が担ってきた児童相談機能に支障をきたすことのないよう、十分配慮するよう指摘する。

5. ホッカイドウ競馬について、レース結果は次に出馬するレース範囲、親馬の評価、生産馬の取引価格にも影響が及ぶことから、今回の誤審が馬主や調教師、生産者のマイナスにならぬよう正当な評価の回復措置を講じるよう指摘する。

6. JR路線見直しについて、道の支援が利用促進を目的とした緊急避難的、例外的なものであり、地域が路線維持を継続的、恒久的に支援する先例としないことや、国が法的根拠のないままに一方的に多大な地方負担を伴う制度を構築することがないよう明確に主張すべきであることを強く指摘する。