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自民党の質問・意見書等

2、教育問題について


教育行政に対する信頼について
(1)信頼を損ねる事態への認識
梅尾議員

教職員の飲酒運転やわいせつ行為による逮捕事件や、アスベストを含む断熱材について、10年前の調査結果をもとに「飛散する恐れはない」と回答するなど、道民の信頼を損ねるような対応が次々と明らかになっている。どのように受け止めているのか。

柴田教育長

学校教育に対する道民の信頼を損ねていることは、誠に遺憾である。より一層の危機感を持って実効性ある不祥事防止策に取り組むとともに、各市町村教育委員会が教育行政を公正・適正に行えるよう指導を徹底していく。


(2)市町村教育委員会に対する指導
梅尾議員

児童生徒の健康被害につながる恐れのあるアスベストについては、専門家の意見を聞くなどしながら、市町村教育委員会に適切な指導を行うべきではないか。

柴田教育長

飛散のおそれがある場合は除去や封じ込めなどの対策に万全を期すことはもとより、保護者に丁寧な説明を行うよう市町村の担当者に周知徹底した。北海道アスベスト対策研究会に協力してもらいながら安全な取扱いに関する指導助言に努めていく。



いじめ問題について
梅尾議員

東日本大震災により横浜に自主避難した子供が、学校で「ばい菌」呼ばわりされ、いじめを受けるという事件が明らかになった。このたびの事件を契機として、いじめ防止にどう取り組むのか。

柴田教育長

本道では、札幌市以外の公立学校で219人の児童生徒を被災地から受け入れており、緊急調査の結果、震災を理由としたいじめの発生は確認されなかった。保護者や関係機関との情報共有を徹底し、未然防止に全力で取り組む。