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自民党の質問・意見書等

4、公安問題について

(1)風俗営業等の規制について
松浦議員

道条例では学校、病院、診療所などの周囲100メートル以内には、パチンコ店などの風俗営業所の設置が制限されているが、商業地域にある病院には適用されない。全国的にも稀な取扱いであるが、どう認識しているのか。

北村道警本部長

昭和59年の条例改正から長期間経過していることから、必要な検討は行わなければならないと認識している。医師会の意見、風俗営業の実態などを踏まえて課題を調査していく。



(2)障がい者施設などにおける防犯対策について
松浦議員

神奈川県の障がい者施設で多くの命が奪われる事件が発生した。介護施設、病院を含め、地域と連携した訓練や非常通報装置の設置が行われている施設は少ない。防犯対策をどう進めていくのか。

北村道警本部長

殺傷事件を踏まえ、各警察署において道内211カ所の障がい者支援施設との連絡体制を構築している。8月までに障がい者支援施設など56カ所から要請を受け、防犯訓練を実施しており、今後も積極的に対応する。



指摘
松浦議員

本道を襲った4つの台風などによる大雨災害について、激甚災害に指定され、復旧・復興に向けた取り組みが加速されていくものと受け止めている。かつて経験したことのないような量の雨が広範囲に降っており、今後の防災対策はこのことを踏まえる必要がある。

河川整備計画の基となる基本方針の見直し、道路損壊や土砂崩れがあった場合の通行規制のあり方を検討すべきである。

また、高齢者グループホームの対応をめぐっては、道が運営管理の権限を持たなくても、権限を有する市町村と連携を図って必要とされる対応をすべきと考える。

安倍総理の決断により激甚災害の指定がなされ、復旧復興に向けた取り組みを加速していくこととなるが、災害予防、災害発生時の対応の検討を行い、道民の安全安心の確保維持に向けて取り組むよう求める。