いじめに悩んでいた旭川の女子中学生が失踪し、3月に遺体で発見される事件が発生し、旭川市教育委員会の対応のあり方に厳しい指摘が寄せられている。市町村教委に対し、必要な報告を求め、自ら調査を行うことができる立場にある道教委には、適切な対応が求められる。いじめ問題にどう取り組んでいくのか。

万が一、重大事態となった場合には、被害を受けた児童生徒や保護者に寄り添った対応と信頼関係の構築に努め、必要に応じて地方教育行政法や北海道いじめの防止等に関する条例に基づき調査を行っていく。旭川市に対しても、再発防止を目的とした調査が迅速かつ適正に行われるよう指導助言していく。