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自民党の質問・意見書等

3.公安問題について

(1)訪日外国人への対応について
中司議員

海外観光客の増加に伴い、外国人が関わる事件や事故が増えている。適切な対応が道民の安心・安全に結びつくことはもとより、北海道が安全な訪問先であるとの評価を一層高めることにもつながる。増加が見込まれる外国人にどう対応していくのか。

北村道警本部長

日本語を話せない外国人からの110番通報も急増しており、通訳を介して通報できるシステムの導入や、英語を併記した交通標識の設置などの取り組みを行ってきた。関係機関と連携し、訪日外国人のニーズを捉え、安心・安全に北海道で過ごしていただけるよう取り組みを進めていく。




再質問・指摘

1.日ロ共同経済活動について、法的枠組みに関する議論が動かなければ、ロシアが経済的メリットだけを享受できることになる。北方四島を行政区域に持つ北海道知事としての役割を積極的に果たすよう指摘する。

2.医師の地域枠制度について、旭川医大が地域枠5名を返上した問題は、制度の根幹を揺るがしかねない残念なことと受け止めている。安定的な運用に努め、医師の地域偏在解消に全力で取り組むよう指摘する。

3.がん対策について、血液による検診などの医療技術の研究推進に積極的に関わり、がん死亡率を減少させるよう取り組む必要があることを指摘する。

4.日本海漁業について、昨年の本道の漁業生産額は約2960億円と前年比で5%減少し、漁獲量も初めて100万トンを割った。日本海の増養殖事業に対し思い切った支援措置を講じ、本道の漁業振興に結び付けられるよう取り組む必要があることを指摘する。

5.障がい者の意思疎通に関する条例について、知事の答弁からは実現に向けた熱い思いが伝わってこない。障害のある方の社会参加の促進や共生社会の実現に向けた条例づくりをどのように進めるのか、改めて伺う。

高橋知事 できるだけ早期に条例案を取りまとめ、障害のある方もない方も、ともに支え合い、しあわせに暮らしていける社会をつくり上げていきたい。

6.JR路線見直しについて、自民党はJR網を公共交通ネットワークの中にどう位置付けるのか知事が方向を示し、議論を主体的かつ積極的にリードすべきと考える。どのようにリーダーシップを発揮していくのか。

高橋知事 北海道の発展を支える交通ネットワークの実現に向けて地域の検討・協議を積極的に進めるとともに、国に対し抜本的な支援を強く求めていく。